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設立10周年企画「あなたの大切な人を感動させて下さい」小牧編
こんにちは!
コミックこと小牧です。

10周年企画5番手は私です。

企画を実行したのは3月なのですが、
ズボラがたたって記事をあげるのが遅くなってしまいました〜





セルディビジョンの10周年企画詳細はこちらからどうぞ。
そして皆さんの素敵な素敵なレポートは下記からどうぞ〜






さて、私はこの企画をもらったとき、考えました。


母も、父も、兄弟も、もちろんみんなに感謝の気持ちを伝えたいけど、
「今」感謝すべきなのは誰だろう?


そんな時浮かんだ顔は、祖母でした。





私の生まれ故郷は岡山県で、祖母は高知県に住んでいます。

私が上京してから、めっきり会う機会の減った祖母。

大好きな祖母、久しぶりに会いたいな。

実家に帰るのも年に2回程度、その帰省で高知まで足を延ばすのはなかなか難しいことでした。



じゃあ、せっかく頂いたこの機会、この企画で "おばあちゃん" に会いに行こうじゃないか!
会いに行って、あまり遠出はできないけど一緒にあそびに行って、美味しいものを食べて、祖母孫水入らず楽しもうじゃないか!




そう考えた私は、母に企画の趣旨を説明し協力を募り、
高知に遊びに行くよ〜一緒にどこか行こう〜!と祖母に伝え、
祖母もすごく楽しみにしていてくれました。

体力のない祖母でも楽しめる近場の行楽地も調べ、宿も取り、
サプライズ企画も考え、10周年企画も準備万端。




これで私の企画もバッチリ!!!!!























しかし、高知旅行の一週間前、事件は起こりました。

母からの電話でした。

「おばあちゃん、入院しちゃった」






















おばあちゃん、
楽しみにしすぎてフィーバーしちゃったんだね。。。






10周年企画、どうするか悩みもしましたが、
体調崩して、楽しみにしてたことができなくなって、
気落ちしている祖母を元気づけにお見舞いに行かなきゃ。
会いに行くだけでも、感謝の気持ち、伝わるよね。

せっかく宿も取ったし、
有給も取ったし、
母も楽しみにしてたし。

ということで、行ってまいりました。
まずは実家に帰省し、母と一緒に高知へ。






(ここから怒涛の写真ラッシュです。高知の素晴らしさを知ってもらいたいから。田舎の素晴らしさを堪能あれ。)



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(コミック瀬戸内海を渡る)




岡山と高知は以外と近く、
あ〜やっぱり瀬戸内の海はいいな〜
ドライブにはやっぱユーミンとサザンだろ〜
とか思ってると、すぐにつきます。


高知についてとりあえず、祖母が入院している病院にお見舞いにいき、
思ったより元気そうな祖母の姿にほっとし、また2日後くるから!!
と伝え、母と一緒にその日のお宿に向かいました。


10周年企画で用意していたお宿は、「土佐和紙工房QRAUD」。
高知の市街地から近く、けれど大自然の中、清流仁淀川のほとりにたつ宿です。

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(コミ母とクラウド。クラウドは旅館というよりは、道の駅的な宿泊施設です。)



仁淀川といえば、「沈下橋」。
川が増水し、橋が沈んでも水圧によって橋が流されないように柵がありません。
車でここを通る勇気はなかったけど、散歩を楽しみました。


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(車はすれ違ったら落ちます。確実に。)

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(二杖流のコミ母)


大自然の中で、母娘二人旅を楽しみます。
本命の祖母は来れなかったけど、ある意味母に対しても「親孝行」になったかも知れません。




この日は夕方の到着だったということもあり、このままディナーへ。
お宿クラウド自慢の、土佐の食材を使用した創作フレンチのコースをいただきました。

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(美味しかった...祖母にも食べさせたかったなぁ...)

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(高知県産美鮮豚のグリエ。上にのっているクレソンも良い香りで美味...!)

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(自家製柑橘ドレッシングも最高に美味しかった〜まさに地産地消!)



本当に美味しくて、
母娘二人で味わいながら家族のことや、仕事のことなど様々な話に花が咲きました。
と同時に、次の日に実行する祖母へのサプライズプレゼントの計画も話し合います。










一緒に来れなかったけど、サプライズ企画はまだ死んでいない!!!

サプライズ企画とは、これ!!!











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機織り!!


手織りのストールを織ってプレゼントしようとしていたのです!




おしゃれ好きな祖母。

いつも私に洋服やアクセサリーをプレゼントしてくれた祖母。

そんな祖母に、いつまでも元気でいてほしい、
そんな気持ちを込めて、何かプレゼントできると素敵だな〜と考えた私は、
機織り体験ができるクラウドで、ストールを織ろうと決めていたのです。

滑らかな絹糸で織るストールは、
高齢の祖母がつけても疲れない軽さ。

まずは自分のを織って練習です。


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(足と手を交互に動かしながら織るので、はじめは慣れずにもたもた。。)

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(デザインを考えながら色とりどりの絹糸を織り込んでいきます)

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(疲れて一息ついていると、はた舎のおかみさんが抹茶を点ててくれました)

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(一休みしたら、祖母のストールへ。祖母の好きな紫色がメインで織って行きます)

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(織りあがった自分のものを身につけ、真剣。。仕事より真剣。。。かも笑)

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(母にも手伝ってもらって、母娘共同作業でやっと完成!)

大変だったけど、
機織りはすごく楽しかったです!
機織り機さえあればなんでも作れる気がしました。

はた舎自体も、里山の中に佇む古民家を改装した趣のある建物で、
窓の外に広がる大自然も満喫。天気も環境もよく、気持ちよく織ることができたストール。
満足できるプレゼントが出来上がりました。

おばあちゃん、喜んでくれるかな〜!


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(趣のあるはた舎。)

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(あたりはTHE里山。のどか〜古民家好きにはたまらない環境)

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(里山は、桜がほころび始めた時期でした。すごく綺麗〜)

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(所々萎れた椿もなんだか可愛い。自然のパターン。)



プレゼントが用意できたので、
あとは高知の大自然を堪能するのみ!

この後は、仁淀川の「仁淀ブルー」を見に行きました。

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(自然の神秘「仁淀ブルー」!晴れてる日にしか見れないのです〜)

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(道中にあった鯉のぼり軍。渓谷の谷間に突然現れるので、圧巻)

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(シゼン!)

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(シゼン!!)

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(ひたすらシゼン!!!)

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(水切りして遊ぶ母娘)

仁淀川流域は、さすが清流と呼ばれるだけあってマイナスイオンをひたすら浴びて癒されました。
みなさん思っているかもしれませんが、
10周年企画そっちのけで自分がエンジョイするコミックなのでした。

















いやいやいや、
ちゃんと最終日に届けましたよ。
完成したストールを。


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ジャーン!


母娘で作ったストール、

祖母はとても喜んでくれました。

それこそ涙ぐみながら。

孫たちも大きくなって、なかなか会えなくなって本当は少しさみしかったこと。

まさか、わたしがこんなサプライズ用意しているなんで思いも寄らず、とても嬉しかったこと。

ポツポツと出てくる祖母の言葉に耳を傾けながら、

今回この企画で祖母に会いに来れて、本当に良かったなぁと。

そしてもっと会いに来たいなぁと。

会いに来なきゃな、と。

おばあちゃんともっと色々話したいな、と。



そう思ったので、私は今年のうちにもう一度、高知に行きたいと思っています!














この企画が始まる前までは「会いに行かなきゃ」とおもっても
なかなか重い腰が上がらず実行できなかった私。

セルディビジョンの企画、さまさまです。

いわやさん、
ありがとうございました。




そして、もう一人。

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私のわがまま道中に付き合い、この企画をサポートしてくれた母。


ありがとう!次は絶対貴方に親孝行します!



投稿者 celldivision: 7:30 PM | Comments(1)

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いい企画ですね!
なんだか心がほっこりしました。
僕にはもう、祖父母がいないので、
羨ましいです。これからも行ける時は会いに行ってくださいね!
そしてお母様もお付き合いいただき
ありがとうございました!!
小牧さんは横浜で頑張っていますので、
安心してください!

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